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スレート屋根への塗装の必要性や塗装時の注意点とは?詳しくご紹介

スレート屋根への塗装の必要性や塗装時の注意点とは?詳しくご紹介

屋根にはいくつかの種類がありますが、その中でも近年人気なのが、スレート屋根です。屋根は普段あまり見られる部分ではないため、塗装の必要はないように思えてしまいますが、そんなことはありません。

そこで今回は、スレート屋根への塗装の必要性や塗装時の注意点についてご紹介いたします。ご自宅がスレート屋根の方や、これからスレート屋根にしたいという方はぜひ参考にしてください。

1.スレート屋根における塗装の必要性

屋根は高い位置にある設備ですので、普段暮らしの中で目にすることはあまりないでしょう。そのため、劣化していたとしても、機能性に問題がなければ塗装の必要はないように思えてしまいます。
しかし、屋根にも塗装は必要です。とくにスレート屋根の場合には、塗装は不可欠といっても過言ではありません。それには、スレート屋根の性能が関わっています。

スレート屋根における塗装の必要性

スレート屋根は、それ自体には防水性はないというのが特徴です。スレート屋根はセメントが85%石綿が15%という内訳で構成されており、防水性のある要素が含まれていません。屋根に使用する資材には防水性がなければなりませんので、塗装によってその性能をプラスしているのです。

新築の状態では防水性は抜群であるものの、経年劣化によってその性能は次第に劣化していきます。最終的に丸裸の状態になってしまうため、定期的に塗装をしなければならないのです。

塗装の防水性が劣化してしまうと、雨水などが徐々に浸透していき、下にある防水シートなどで防ぎきれなくなった時点で建物に達してしまいます。その結果、雨漏りや建物の急激な劣化につながってしまうのです。スレート屋根の場合には、定期的な塗装は必須です。

2.スレート屋根塗装のメンテナンス時期の確認方法

常に防水性を保つためには、スレート屋根のメンテナンスをおこない、状態を確かめる必要があります。スレート屋根塗装のメンテナンス時期の確認方法としては、以下が挙げられます。

2-1.耐久年数を目安にする

1つ目の確認方法は「耐久年数を目安にする」です。スレート屋根の防水性は、10年が耐久年数となります。新築のときから計算して10年を経過している場合には、塗装の機能がなくなってしまっている可能性が考えられるでしょう。環境やスレート屋根によって異なるので、実際に防水性がなくなってしまっているわけではないものの、あくまでメンテナンスの目安として参考になります。

2-2.屋根の劣化状況を目安にする

2つ目の確認方法は、「屋根の劣化具合を目安にする」という方法です。スレート屋根は経年で劣化していきますが、見た目にもわかる形で変化しがちです。その変化を感じ取ったタイミングを、メンテナンス時期とするといいでしょう。たとえば色あせや塗膜の剥がれ、カビなどの発生が劣化時の症状として挙げられます。

2-3.プロである業者に判断してもらう

3つ目は、「プロである業者に確認してもらう」という方法です。素人判断では、ベストなタイミングでメンテナンスは難しいかもしれません。プロである専門業者に依頼して、実際に屋根の状況を確認してもらうというのが、確実かつ安心の方法といえるでしょう。

3.スレート屋根を塗装する際の注意点

スレート屋根を塗装する際の注意点としては、以下が挙げられます。

3-1.メンテナンス時期を意識する

まずは、メンテナンス時期を意識するようにしましょう。10年が一般的な塗装し直しの目安ですが、それ以降も問題が出ない限りは、そのままにしておいても何も変わりません。そのため、ついつい塗装し直しをしないままにしてしまいがちです。その場合、気付いていないだけで、実は塗装が剥がれてスレート屋根が剥き出し状態になっている可能性があります。

屋根の劣化をできる限り防ぐためにも、塗装のし直しでコーティングし直さなければなりません。メンテナンス時期のタイミングで適切に対応できるように計画しておくことをオススメします。

3-2.縁切りが必要

スレート屋根を塗装した際には、縁切りが必要です。縁切りをおこなわないと、雨水や水蒸気の排出経路がなくなってしまうのです。建物の劣化につながるでしょう。基本的には業者も縁切りをおこないますが、しっかりとおこなわれているかどうか、チェックすると安心です。

3-3.塗装できる回数は限られている

屋根は塗装できる回数が限られています。費用のことを考えなければ、かなりの回数塗装することは可能ですが、現実的にはメンテナンス時期のたびにおこなうことになるでしょう。その間隔が10年単位となるため、結果的に経年劣化により屋根材がダメになってしまうことを考えると、だいたい3回の塗装が限界とされています。

4.まとめ

まとめ

スレート屋根は、塗装によって防水性がプラスされています。そのためメンテナンスをしないままにしてしまうと、屋根としての機能性が劣化してしまうのです。耐久年数や劣化具合を目安として、定期的に塗装をするようにしましょう。素人では判断が難しい部分ですので、プロである業者に依頼するのがオススメです。

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