屋根塗装は意味がない！というのは間違い？重要性やメンテナンス時期を解説！

1-1.見た目の綺麗さ

わかりやすい屋根塗装の重要性は、見た目の綺麗さを維持するということです。劣化により屋根の色があせてきてしまい、艶もなくなってしまいます。

高台の近くではない場合でも、遠くから住宅を見ると屋根は意外にも見えますので、屋根が汚いと古さを感じて、とても汚い雰囲気になってしまいます。そのため、屋根塗装をすることで、綺麗さを保つことが大切です。

1-2.太陽光や熱から守る

屋根塗装では、遮熱や断熱塗料を使用するので、太陽光を反射する役割があり、また、熱の発生を抑えて熱を通しにくくしてくれます。

太陽光や熱から住宅を守り、室温の無駄な上昇を抑えてくれるので、とくに夏場の時期は、塗装していることで、より快適に過ごすことができます。

1-3.防水効果や耐久性の向上

住宅の多くの屋根は、スレートやモニエル瓦などのセメントを使用しているので、水にとても弱い性質があります。そのため、雨などで防水効果が切れてしまって、劣化が進んでしまうでしょう。屋根塗装を定期的におこなうことで、防水効果を持続させて、耐久性の向上につながります。

2-1.春と秋

屋根塗装を施工するオススメ時期としては、地域それぞれの気候にもよりますが、基本的には春と秋がオススメですし、人気のシーズンになります。

塗装は、通常湿度が85％以下で気温5℃以上が最適といわれていますが、気温が安定しているのが春と秋になります。夏はすぐに乾くイメージがありますが、屋根は直射日光を浴びるので高温になりやすく、作業がなかなか進まず日数がかかるので、オススメしていません。

2-2.塗装の時間帯

塗装の時間帯は、日中の日が出ている時間が最適な塗装時間です。朝早すぎると寒い時期だと朝露が発生しやすく、完全に朝露が乾いた状態でないと塗装は難しいでしょう。

屋根塗装をする季節や場所により、適した時間は変わってくるので、業者と相談しながら決めるようにしましょう。

2-3.雨が降った場合は？

雨が降ってきた場合は、中止することが大切です。ときどき、小雨の場合であれば塗装を実施する業者もありますが、必ず中止してもらうようにしましょう。水分を含んでいる屋根は、塗装がしっかりと付着せずに、すぐ剥がれてしまいますので注意が必要です。

3-1.8年くらいが目安

基本的には、築年数が8年以上の住居は屋根塗装のメンテナンスが必要になります。8年以上経過してくると紫外線の影響もあり、防水効果が薄れてしまい、思った以上に劣化が進んできます。外壁とは違って、屋根は熱を遮るものがないので、気づかないうちに劣化してしまっていることが多いでしょう。

屋根の劣化を防ぐためにも、8年以上経過したらメンテナンスするようにしましょう。劣化が進行してしまう前に、メンテナンスしてください。

3-2.色落ちやコケが出はじめたら

屋根にコケやカビが繁殖したり色落ちしたりしてきたら、屋根塗装が必要な時期になります。屋根の見える高い場所に行ったり、1階の屋根は2階から確認したりしながら、コケやカビがないか確認することが大切です。

日当たりがとてもいい住居の場合は、コケが枯れてしまい、茶色や黄色に変色していることがあります。
また、隣や近隣の新しい住居と比べると、劣化の具合がわかりやすくなります。

3-3.屋根の反りやひび割れ

屋根が反っていたり、ひび割れしていたりする場合は、早めに屋根塗装が必要です。ひびは、双眼鏡などを使用して、細かなところまでしっかりと確認します。

屋根の反りやひび割れがある場合は、劣化がかなり進行している状態ですので、早めにメンテナンスをしましょう。