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屋根塗装をおこなう前にこれだけは必ず知っておきたい3つの注意点

屋根塗装をおこなう前にこれだけは必ず知っておきたい3つの注意点

屋根塗装は、頻繁におこなうものではないため、「我が家の屋根が色褪せてきたので、屋根塗装のことが気になりはじめたが、どうしたらいいのだろう」「業者に頼んだものの、しっかりと塗装してもらえるだろうか」など、心配な点が多い片も多いかもしれません。悪徳業者にだまされないかという心配もつきません。

今回は、屋根塗装をおこなう前にこれだけは知っておきたい注意点を3つ解説いたします。屋根塗装に失敗しないために、ぜひ知っておきましょう。

1.屋根塗装の役割

屋根塗装は、家の外観を美しくするという役割だけではなく、屋根の劣化や雨漏りを防ぐ役割も担っています。屋根は、太陽の光によって熱せられるかと思えば、風雨に打たれるなど過酷な気候に晒され、常にダメージを受け続けています。そんな過酷な環境から屋根を守ってくれているのが、実は塗装なのです。

屋根の塗装を放置しておくと、屋根が劣化し、雨水が入り込み、雨漏りだけではなく建物内部の腐食にもつながります。したがって、屋根の塗装は一度塗ったらおしまいではなく、定期的に塗り直しが必要なのです。

現在、多くの戸建て住宅は、スレートという屋根材を採用しています。スレート屋根の塗装目安年数は、7年~10年です。このぐらいの年数が経つと色褪せが見られ、屋根材が水を吸収しはじめます。このような症状が見られるようになれば、屋根塗装の塗り直しを検討しましょう。その際、注意しておきたい点は次の3つです。

2.業者選びの注意点

屋根塗装は、自分でできないこともありませんが、高所作業ゆえ危険を伴い、塗装技術いかんによっては、逆に屋根の劣化を早めてしまうこともありえます。したがって、業者に依頼するのが安心安全です。しかし、塗装業者が本当に信頼できるか、不安を感じることも否めません。そこで、塗装業者選びの注意点について解説します。

2-1.屋根の写真を撮って見せてくれるかどうか

一度も屋根に登らずに、見積もりを出してくる業者は論外です。屋根点検をしてくれたとしても、激しく劣化していますといっていきなり見積もりを出してくる業者よりも、屋根の写真を撮って、見せながら見積もりを説明してくれる業者のほうが安心できるでしょう。屋根の様子は、下からでは確認できません。

2-2.見積書が詳細であるかどうか

見積書が詳細であるかどうか

見積書には、仮設足場・屋根洗浄・塗装などいくつもの項目があります。見積もりには、屋根塗装の行程ごとに、何がいくらかかるのか、詳細に明記されている業者を選びましょう。

一般的な屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りをおこないます。それを屋根塗装という項目1つで金額を提示している見積もりがあるかと思えば、下塗り・中塗り・上塗りの行程ごとにいくらかかり、どんな塗料を使うのか明記している見積もりもあります。前者の業者は、3回塗りで行ってもらえるかも不明です。当然、後者の見積もりを出す業者が安心できるでしょう。

2-3.施工中の写真を撮って見せてくれるか

屋根の上の作業ゆえに、本当に事前に説明してくれたとおり工事をしてくれているか、住んでいる人は確認ができません。下塗りしたのか、タスペーサーを入れたのか、行程ごとに写真を撮って見せてくれると安心ですね。塗装を頼む前に、こうしたことも確認しておきましょう。

3.屋根塗装に用いる塗料選びの注意点

大前提として知っておきたいことは、塗料の値段は、塗料の耐用年数に比例しているのです。安い塗料は耐用年数が短いので劣化も早く、かえって塗り替え回数を増やしかねません。塗料選びの際には、耐用年数という要素を考慮することが何よりも重要です。ご用意できる予算で、できる限り耐用年数が長い塗料を選びたいものです。

また、同じ耐用年数の塗料であっても、遮熱性や断熱性といった機能が付加されることによって、塗料の値段が高くなります。本当に必要な機能なのか検討する必要があるでしょう。業者にすすめられるがままに選んでしまうと、とくに必要の感じられない機能がついた値段の高い塗料を選びかねません。

4.屋根塗装施工中の注意点

最後に、屋根塗装の知識のない業者や手抜き業者にあたらないよう、屋根塗装施工に関する基礎的な知識をご紹介します。
これから紹介するポイントを説明してくれない業者は、選んではいけません。

4-1.乾燥時間を守る

一般的な屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです。ただ、単に塗装を3回にわければよいというわけではなく、塗料によって決まっている乾燥時間を工程間に設けなければいけません。

しかし、乾燥時間を守らず、すぐに次の行程に進めてしまう業者も中には存在します。工事期間が短くなり、人件費が浮くからです。たとえ高い塗料を使ったとしても、乾燥時間を守らなければ、塗料本来の役割を最大限発揮できず、耐用年数も短くなります。事前に行程について説明してくれる業者を選びましょう。

4-2.縁切り作業をおこなう

現在主流となっているスレート屋根は、屋根材の重なり部分に、通気と水分を排出するための隙間が設けられています。しかし、屋根に塗料を塗る際、この隙間が塗料で埋まってしまうことがあるのです。隙間が埋まってしまうと、雨水が屋根の外に流れず雨漏りの原因になります。

そのため、屋根塗装の際には、縁切りという作業が必須です。下塗り後、タスペーサーという部材を屋根材の縁にひとつひとつつけて、必要な隙間を空けるのです。見積書にタスペーサーの記載があるか、必ずチェックしましょう。

5.まとめ

まとめ

屋根塗装をおこなう際に、事前に知っておきたい注意点について解説しました。これらの注意点を事前に確認してもらえる業者を選べば、きっと安心できる屋根塗装をおこなってくれるでしょう。

「株式会社ナカヤマペイント」は、職人直営の会社だからこそ屋根塗装に関する知識・経験・技術力には自信があります。小牧・岩倉・犬山にお住まいの方、春日井・北名古屋にお住まいの方は、ぜひご相談ください。ご満足いただける屋根塗装をお届けいたします。