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外壁の塗装をツートンカラーで見栄えよくするコツと注意点を解説

外壁の塗装をツートンカラーで見栄えよくするコツと注意点を解説

ご自宅の外壁を塗装する際、どのような色合いにするかといった決断には、意外と悩んでしまいます。全部単一の色にすれば、のっぺりしてしまい、今ひとつと思ってしまいます。そこで、ツートンカラーを考える方も多くおられますが、どのように配色にすればいいのかがよくわからない方もおられるでしょう。

ここでは、外壁をツートンカラーにまとめる際の、うまく塗装するポイントや注意点について紹介します。

1.自宅の外壁をツートンカラーにする上でのコツ

外壁の塗装をツートンカラーで仕上げたいと考えている方は、できるだけきれいな配色で仕上げたいと思うことでしょう。家の外壁ですから、近所を通りかかる人もそれを見ることになります。下手な塗り方をしてしまわないためにも、外壁を失敗なく、きれいに色でまとめるコツを紹介してまいります。

1-1.2つの色の比率は2:1程度に

外壁のつくりによりますが、全体的には2色の割合を2:1程度にまとまると、見栄えやバランスがよくなるといわれています。

1-2.同系色どうしの色を使用すれば無難

外壁の配色はとても重要です。色をどうするのかが大きなポイントとなるのですが、同系色あるいは近しい色で2色をまとめると、無難に仕上がります。たとえば黒とグレー、白とグレー、ブラウンとクリーム色のような組み合わせが多いです。

1-3.原色系でなく、淡目の色を使うといい

色を決める際に、好きな色だからといって、原色系の色を使えば、クセが強すぎてまとまりが悪くなってしまいます。淡い色や落ち着いた色合いのものを使うと、いい配色を出すことができます。

1-4.色がうまくまとまらないときは、セパレーションカラーを取り入れる

使用したい2色を選びはしたものの、いざその色を当てはめてみると、何かまとまりが悪そうだと判断されるときは、それらの色の間にセパレーションカラーを入れるようにしましょう。セパレーションカラーを入れることで、それが2色の「境界」の役割をはたし、それぞれの色を独立させ、配色に調和がでます。

1-5.塗る方向にもコツあり

配色の他にも、重要なことがあります。それはどう塗りわけるのかです。そのひとつに、「上下に塗りわける」という方法があります。よくあるのは、1階部分と2階部分とで色を塗りわける方法です。その場合、暗めの色や濃い色のほうを1階部分とすると安定感があり、落ち着いた配色ができます。

また、縦に割って色を塗りわける方法もあります。この方法ではスタイリッシュな印象を与え、モダンな雰囲気の家となります。また、シャープな印象も与えるので、高さを出したい場合は効果的です。

その他、家の外装材が多く、外からもそれが目立つときは、その外装ごとに塗りわけるとそれが目立たなくなり、全体的に見栄えがよくなります。

2.外壁をツートンカラーで塗装する際の注意点

外装をツートンカラーで塗装をする際、具体的な色の決定はもちろんですが、施工に関連した内容にも注意が必要です。せっかく費用をかけて外壁を塗装してもらうのですから、やはり失敗のない施工をしてもらいたいものです。ここでは、外壁をツートンカラーで塗装する際の注意点について紹介してまいります。

2-1.価格は1色よりも高いか?

価格は1色よりも高いか?

塗装をおこなう色の種類が2倍になるので、料金もそのように跳ね上がるのではないかと考えがちですが、基本的に外壁塗装は、その面積で計算されます(塗装の種類ごとに単価は異なりますが)。ですので、1色の場合と比べて、料金はそこまで大きく変化しません。

2-2.色選びの失敗がもっとも多いトラブル

カタログやサンプルを見て、「この色がよさそうだ」と選んで、実際に施工をした結果、「思っていた色と違う」と後悔をしてしまうというケースも少なくありません。そしてこの種のトラブルがもっとも多いのです。

「思っていた色と違った」「家の外装材(ドアなど)と色がマッチしていない」「きれいに外装してもらったが、色を新しく変えたことで汚れが目立つようになった」などの「色の選択ミス」は、施工後にわかっても、後の祭りです。

これは施工業者の方が違う色の塗料を塗ってしまったのではなく、「面積効果」によるものだといわれています。これは、同じ色でも塗る面積によって、それらの受ける色の印象が異なるという、目の錯覚が原因なのです。塗装する部分が大きくなるほど、明るく鮮やかに見えてくるということを知っておきましょう。

そのような色の選択ミスを防ぐためには、次のことに気をつけましょう。

まずは、色見本は太陽光にかざしてみたり、実際の外壁に当ててみたりするといいです。そのように、実際の外壁が受けるであろう影響を実際に確認してみるとわかります。

さらに、もし家が近隣の家と立ち並んでいるような立地であれば、それらの家との色的なバランスも考える必要があります。その中でとりわけ浮いて見えるようであれば、色彩だけでなくさまざまなセンスが疑われ、調和のとれた街並みでなくなってしまいます。たとえ色についての好みがあるとはいえ、そのような点にも配慮が欠かせません。

汚れが目立つ色は、真っ白や真っ黒がもっともその傾向が強いです。細かなメンテナンスができるのであればいいですが、そうでない場合は避けたほうが無難でしょう。汚れに強い色はグレー、アイボリー、クリーム色、ベージュなどがありますので、そちらがオススメです。

3.まとめ

まとめ

外壁をツートンカラーにうまくまとめられれば、家が格段にきれいになり、目を引くほどの佇まいとなります。外観にも関わることなので、どうしてもこだわりたいところです。色合いの性質や特徴などを踏まえると、失敗も少なくなります。また、想像の色と実際の色のギャップにも気をつけながら色を選んでいくことも重要です。

「株式会社ナカヤマペイント」では、外壁の塗装にこだわりたい方に、その要望を叶え、愛着を持って家に住んでいただけるための外壁塗装を手がけております。ツートンカラーの塗装施工に関するリクエストにも誠心誠意でお応えさせていただきますので、疑問やお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。