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太陽光パネルつき屋根は塗装時に制約あり!注意点3つを紹介

太陽光パネルつき屋根は塗装時に制約あり!注意点3つを紹介

社会的な環境意識の高まりから、家に太陽光パネルを設けるケースが見られます。そこで問題になるのが、パネルのある屋根への塗装です。たとえば塗装のためにいったん外す必要があるなど、手間がかかるでしょう。このように塗装依頼時には、さまざまな注意点もあります。

今回は太陽光パネルが屋根にあるご家庭のために、塗装時の注意点を紹介します。記事の前半では、太陽光パネルと屋根塗装の関係性を紹介するので、あわせてチェックしてください。パネルを傷つけずに塗装を済ませるヒントを、この記事から学びましょう。

1.太陽光パネルがある屋根の塗装方法とは?

太陽光パネルが屋根にある場合、制約がかかります。脱着時や装着前なら全体塗装が可能ですが、パネルをつけたままでは一度しか塗装できないなど、条件がつきます。太陽光パネルつき屋根への塗装方法について、以下にまとめました。

1-1.設置前なら通常どおりに塗装可能

太陽光パネルの設置前なら、通常どおりに屋根塗装を進められます。パネル導入を検討中のご家庭は、設置前に屋根塗装を済ませるのがオススメです。

一度パネルを置いてしまうと、屋根のチェックを進めづらいといえます。また、設置前には雨漏りが残っていないか、よく確かめましょう。加えて野地板のサイズが小さすぎることで、パネルを置けない場合もあります。このように雨漏りや野地板のサイズは、パネル設置前の重要項目です。

太陽光パネルと屋根塗装を同時に考えているなら、後者を先に済ませてください。そのときに、屋根がパネルに耐えられる状態かも要チェックです。

1-2.太陽光パネル脱着時なら全体塗装可能

太陽光パネル設置後も、脱着機会があれば、全体の塗装が可能です。パネルを一度外す理由として、屋根自体のメンテナンスがあります。

ただし、パネルを外す作業が加われば、その分塗装費用がかかります。パネルを一度外してつけ直す場合も、専門知識にある業者が必要です。そのために人件費や作業コストなどが割高になるでしょう。

このように太陽光パネルの取り外しは、手間と費用がかかります。導入後の塗装では、予算を慎重に考えてください。

1-3.太陽光パネルの脱着をしない場合は部分塗装しかできない

太陽光パネルの脱着をしない場合は部分塗装しかできない

太陽光パネルの脱着をしない場合、パネルがない部分しか塗装できません。パネルを取り除くと、その跡が目立つでしょう。そこに残る色ムラが、美観を損ねてしまいます。

自宅をきれいに見せたい場合は、やはりパネル装着前の塗装がオススメです。しかしパネルをつけているときに、美観の劣化が気になる場合もあります。

そのときは、完璧主義にならないように決め込みましょう。少しでもきれいにしようという気持ちで、パネルを残しながらの部分塗装を考えてください。取り外しをともなわなければ、コスト抑制も可能です。このように、太陽光パネルを脱着しないで、塗装を済ませる選択肢もあります。

2.太陽光パネルがある屋根の塗装時の注意点3つ

太陽光パネルを残した状態で屋根塗装を進める場合、さまざまな注意点があります。パネルによる制約があるため、塗装の必要性を見極めなければなりません。屋根のコンディションによっては、塗装以外の作業を要します。また、施工時はパネルを傷つけないように、業者と慎重に打ち合わせましょう。ここでは、塗装時の注意点を3つ紹介します。

2-1.屋根塗装が必要な基準をチェック

まずは、屋根塗装が必要な基準を確かめてください。太陽光パネルがある状態では、塗装作業に制約があるからです。

ここで、どうしても塗装が必要とされる基準を紹介します。たとえば屋根に大量のコケが生えている場合は、パネルがあっても要メンテナンスでしょう。築10年または前回の塗装から10年以上を過ぎて、あまりメンテナンスをしていない場合も塗装を考えてください。太陽光パネルつき屋根への塗装には制約がともなうので、本当に必要かどうかを慎重に確かめましょう。

2-2.屋根の塗装以外の施工が必要なケースもある

屋根のコンディションによっては、塗装以外の作業が必要かもしれません。屋根材が寿命を迎えたり、一定の築年数が過ぎても、メンテナンスをまったくしていなかったりするケースもあります。

たとえば屋根材が寿命を迎えているときは、塗装では解決できません。新しい屋根材を入れるために、パネル脱着を要するでしょう。

また、築20年を過ぎていて、一度も塗装作業をしていない場合も要注意です。この状況で太陽光パネル導入を考えているなら、設置前のカバー工法や葺き替えを済ませてください。

このように太陽光パネルつき屋根でも、塗装以外の施工を要するご家庭があります。無駄なコストを払わないためにも、本当に必要な作業を確かめましょう。

2-3.施工時はパネルを傷つけないように注意

太陽光パネルがある屋根への塗装は、作業員の注意が必要です。パネルへのダメージを与えないように、業者に作業方法について話し合っておきましょう。ここではパネルに乗らない、高圧洗浄を使用しないなどの依頼が必要です。

たとえば作業員が太陽光パネルを踏むと、割れてしまうおそれがあります。高圧洗浄によってパネルに水垢が残れば、太陽光を取り入れづらくなるでしょう。このような作業員のミスを避けるため、避けてほしいことを依頼者が伝えておきましょう。

3.まとめ

まとめ

太陽光パネル導入前なら、屋根塗装を自由にできます。しかし導入後は塗装のための取り外しや、部分作業のような制約がともなうので注意です。パネルの取り外しと再装着で余分なコストがかかる点も、見逃せません。

そのため太陽光パネルを置いてあるご家庭は、塗装を要する基準を確かめてください。どうしても塗装が必要な場合は、取り外しや作業中の注意点について、業者と打ち合わせておきましょう。このような細かい配慮で、パネルつき屋根のメンテナンスを進められます。

「株式会社ナカヤマペイント」は、小牧・岩倉・犬山エリアを中心に屋根塗装を手がけております。太陽光パネル導入検討中や、導入後のご家庭のご相談も受付中です。気になることがあれば、ぜひご連絡ください。