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外壁の塗装をDIYでおこなうには?ポイントや注意点を詳しく解説!

外壁の塗装をDIYでおこなうには?ポイントや注意点を詳しく解説!

住宅のメンテナンスに必要不可欠な外壁塗装は、工務店などの施工業者に依頼するのが一般的です。しかし、費用の都合などから自分でやりたいという方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、外壁塗装をDIYでおこなうためのやり方や、メリット・デメリットを解説し、プロに頼んだ場合との違いについても詳しく解説します。DIYを考えているという方は、ぜひとも参考にしてみてください。

1.そもそも、外壁塗装は自分でできる?

一見、外壁の塗装工事は、プロにしかできないように思えます。しかし、実は正しい知識と道具があれば、自分でおこなうことが可能です。

外壁塗装は、住宅の経年劣化において定期的に必要となるものです。そのため、メンテナンスの費用の都合から自分でやりたい方やお気に入りのマイホームの外装も、自分でやりたい方もいると思います。

外壁塗装を自分でおこなうメリットは、施工費用を抑えることができ、よりマイホームに愛着がわくことです。DIYが趣味の方ですと、施工そのものに惹かれる方も多いでしょう。

家具や室内の壁をDIYで塗装するのは、比較的ハードルの低いものですが、外壁では手順やコツがとても重要になります。加えて塗料や道具の準備も必要となります。そこで、ここでは、自分で外壁を塗装するための手順について解説いたします。

1-1.必要な道具について

下記で詳しく解説しますが、外壁の塗装方法にはローラー工法吹き付け工法の2種類があり、それぞれ必要となる道具が異なります。

ローラー工法では、一般的にウールローラーが使われていますが、外壁の痛みがひどい場合やきわめて強い塗膜にする場合はマスティックローラー(砂骨ローラー)を使用します。吹き付け工法では、スプレーガン・コンプレッサーといった機械を使用します。

また、水洗いや養生に使う道具が必要になります。高いところを作業することになるため、脚立などの道具も必要となります。DIYで外壁を塗装する場合、道具をそろえる労力や費用も考える必要があります。

1-2.下準備について

下準備について

塗装前の下準備には、大きくわけて水洗いと養生の2つの工程があります。建物に付いたホコリや古い塗膜を高圧洗浄機などでしっかりと水洗いし、窓などに塗料が付かないようマスカーなどで保護します。

どちらの工程も正しくおこなわなければ、早期剥がれの原因となったり、塗装の仕上がりが悪くなったりしてしまいます。

また、塗装するにあたってまず必要となるのが足場です。DIYをしようと思う方の多くは、費用をなるべく抑えたいはずです。そのため、プロが使う足場をレンタルするとかなりの費用がかかるため、はしごまたは脚立での作業となります。

2.塗料について

下準備同様、塗装にとって重要となるのが塗料です。塗料の種類によって価格や耐久性が異なるため、メンテナンスの周期や外装のデザインとの相性をふまえて、よく検討することが大切です。

2-1.下塗り塗料

シーラーやフィラーなどの下塗り塗料を1回目に塗ることで、中塗り・上塗りの付着をよくし、耐久性が上がります。

2-2.中塗り・上塗り塗料

主流となっている「シリコン塗料」は耐久性が10年ほど持続し、価格と性能のバランスがよく、カラーバリエーションも豊富です。その他に安価な「ウレタン塗料」や長い耐久性能の「フッ素塗料」などがあります。自分の予算の範囲やそれぞれの塗料の特徴を把握し、自分に合った塗料を選びましょう。

3.塗り方について

建物の劣化の一番の要因は、塗膜の防水機能の低下によるものです。下準備を確実にした上で、下記の工法で塗装工事をおこないましょう。

3-1.ローラー工法

ローラーは、広い面を早く塗り進めることができます。ローラーを使う際には、塗膜面にムラができないようにM字を書いて塗料を配っておき、上下に塗り広げていきます。

勢いよく塗ってしまうと、塗料が飛び散り、ムラの原因となるので、ゆっくりと動かしながら塗りましょう。ローラー工法は、塗装時の騒音の可能性が低く、塗料の飛散が少ないといったメリットがあります。

3-2.吹き付け工法

スプレーガンという機械を使って、塗料を噴射して塗装します。ローラー工法よりも均等に塗装でき、仕上がりが綺麗な点や広範囲を塗る作業では、時間の短縮ができるといったメリットがあります。

しかし、機械を使用するため、作業時の近隣への騒音には注意が必要です。自分の環境にあった工法を選ぶことが大切です。

4.まとめ

まとめ

自分でおこなう外壁の塗装は、やりがいがあり、一時的に費用を浮かせることも可能です。自分で作業することによって、家への愛着もわきます。

ただ、作業中の落下の危険や塗装の耐久性に不安が残ってしまうのも事実です。作業時間がかかりすぎてしまったり、長期的な視点で見ると、塗料代がかかったりしてしまうデメリットもあります。

大手塗料メーカーよりお墨付きをいただいている、「株式会社ナカヤマペイント」では、無料の診断もおこなっております。外壁塗装に関してご不明な点がありましたら、まずはお気軽にご連絡ください。