お金がないときの外壁塗装！費用を抑えるコツとやってはいけないこととは？

1-1.相見積もり・一斉見積もり

費用を抑えるには、複数業者から見積もりを取りましょう。この方法は、外壁塗装に限った話ではありません。業者によってかかる費用の差が出てくるため、どこの業者がいくらで作業してくれるのか、知っておく必要があります。業者を選ぶ際には、費用面だけを見るのではなく、その他のサービスについてもよく比較しましょう。

1-2.補助金を利用する

外壁塗装に対して、補助金が出る場合があります。補助金の対象であった場合、5万から10万円ほど出るのが一般的です。

ただし、住んでいる市町村によって、適用される条件に違いがあります。そのため、一度、自分の住んでいる地域の補助金について調べてみましょう。塗料が指定されている場合や作業内容が指定されている場合があるため、注意が必要です。

1-3.自然災害が原因なら火災保険を使う

台風や大雪などの自然災害が原因となって塗装が必要となった場合、火災保険が適用されます。自然災害が原因と認定された部分のみが対象です。そのため、すべての外壁塗装費用をまかなうということは難しいでしょう。ただ、費用の一部を補うことができるため、業者に一度見てもらいましょう。

1-4.DIYで対応する

限りなく費用を抑えるために、自分で塗装をすることも可能です。業者に頼む際の工賃を削減できるため、かかる費用は、材料費と作業するための道具代のみです。

ただし、一切知識がない状態で作業をおこなってしまうと、かえって外壁の状態を悪化させてしまうこともあります。大怪我や大事故につながる可能性もあるため、無理は禁物です。

1-5.リフォームローンを利用する

大きなお金が手元にない場合、もっとも現実的なのが、リフォームローンの利用です。外壁の劣化は放っておくと、内部にまで悪影響をおよぼしてしまいます。そうなった場合、金利以上の費用がかかります。そういったリスクを減らすためにも、まずは銀行や業者に相談してみましょう。

2-1.工程を省かない

外壁塗装では、洗浄・下地処理・養生といった、塗料を塗る前の作業があります。この工程は、外壁の下地部分を綺麗にすることによって、塗装の完成度を高める大切な作業です。

予算がない場合、費用を抑えるために「塗装だけをしてくれればいい」と注文してしまいがちです。しかし、下地の処理をおろそかにしてしまうと、塗装の劣化が早くなり、結果的に多くのお金を払うことになってしまいます。そのため、工程ごとの意味を理解し、適切な対応をしてもらいましょう。

2-2.品質の低い材料を使わない

塗料にはいくつかの種類があり、金額がかわります。たとえば、アクリル塗料は30坪で約60万円、シリコン塗料は30坪で、約90万円と金額の差が出てきます。

安価なアクリル塗料を選んでしまいますが、実は、耐用年数が異なります。アクリル塗料が約5年に対し、シリコン塗料は約10から15年となっています。

予算を抑えるために安価な塗料を選んでしまうと、長期的に損をしてしまうことになります。金額のみで判断するのではなく、多角的な視点から見た選択をしましょう。

2-3.今後のために今からお金を貯めよう

外壁の塗装は、安いものではありません。その上、定期的にメンテナンスをしないと、家の内部にまで影響をおよぼしてしまいます。確実にしなければいけないメンテナンスのため、早いうちから貯金しておくことが大切です。予算を早めに押さえておいて、計画的に資金を用意しましょう。