外壁塗装での塗装前・塗装中・塗装後のトラブルとは？解決策もご紹介！

1-1.業者の駐車スペースの確保ができない

業者の駐車スペースの確保ができず、家の前にも停めるスペースがなく、施工がなかなかはじまらないというケースもあります。車は軽トラックから2トントラックなど、大きめの車で来ることが多いので、狭い道に無理やり駐車してしまうと、ご近所トラブルになります。

万一、自宅の前に駐車スペースがない場合は、ご自身の車をコインパーキングに停めるか、他駐車場に停めるなどの対策が必要です。

1-2.高圧洗浄の水が室内に侵入

塗装をする前に汚れを落とすための高圧洗浄をおこないますが、そのときに水が室内に侵入してしまうトラブルがあります。

高圧洗浄は専門的な知識が必要で、ただ水をかければいいというわけではなく、水をあてる向きが外壁や屋根により決まっています。新人の職人ではなく、熟知している職人なのかを事前に確認し、窓閉めや換気扇を切っておくなど、必ず準備をしておきましょう。

1-3.足場設置で私物を傷つけられた

足場を組み立てるときに、自宅周りの植木鉢や車、フェンスなどを傷つけられてしまうことがあります。傷が明らかな場合は、写真をさまざまな方向から数枚撮影して、業者に相談しましょう。

ただ、事前に動かしておけるものは、外壁塗装の邪魔にならないよう室内に入れておくなど、対策をしておくことも大切です。

2-1.ご近所からのクレーム

外壁塗装において、ご近所からのクレームもよくあるトラブルのひとつです。騒音や塗料の臭い、シンナーなどの臭いもしてきます。また、塗料の飛散などがあると大きな問題になってしまいます。

トラブルを未然に回避する方法としては、事前に近隣住民へ業者の方と一緒に挨拶に行き、ご理解していただくことが大切です。塗料の飛散防止のためには、養生シートを必ず覆い、シートを多めに貼っておくように業者の方にお願いしましょう。

2-2.工事日が延長してしまう

期日を過ぎても塗装が終わらず、業者側とトラブルになることがあります。とくに天候が悪い日が続いたり、塗料が乾燥するまでに時間がかかったりすると、工期を過ぎてしまうことは多々あります。

工期はあくまでも天候がよく、通常通り終わる場合の工期なので、数日間は予備日として考えておくことが必要です。

2-3.追加料金がかかってしまう

外壁塗装をしている中で、さまざまな問題が出てくると、追加で工事が必要なことがあります。途中で追加料金がかかると言われてしまい、トラブルになることもあります。

さらに、工期も延びてしまうので、追加工事が必要なのかどうか、事前にしっかりと業者側に下調べをしてもらうようにしましょう。

3-1.イメージしていた色と違う

塗装が終わり全体を見てみると、イメージしていた色と違うというトラブルになることが多々あります。塗料の色を選ぶときは数多くある見本帳から選びますが、見本帳は周りが白いので色が濃く見えます。また、小さくなればなるほど濃く見えるので、外壁全体に塗ってみると、色が薄く感じてしまうことがあります。

トラブルを回避するには、試し塗りを事前にしてもらい、カラーシミュレーションをすることで、イメージとの差がなくなります。太陽にあててみるのもひとつの方法です。

3-2.塗りムラや剥がれがある

素人でもわかる程の塗りムラがあったり、汚く見える箇所があったり、すぐに塗装が剥がれてしまうというトラブルがあります。

原因としては、高圧洗浄がしっかりとできておらず、下塗りやサビ止めが足りないことで発生します。完全に業者の工事不良ですので、すぐに写真を撮り業者に相談してください。

3-3.サビが出てきた

塗装後、まもなくサビが発生してしまうこともあります。サビの原因は水が影響しています。外壁塗装後は、塗料の防水によってサビは発生しないのですが、塗る回数が少なかったりすると雨水で防水効果が弱まってしまい、サビが出てきてしまいます。

外壁塗装をしてから1～2年でサビが出てきてしまう場合は、手抜き工事をしている可能性もありますので、業者に相談をしましょう。