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塗装は必要?モルタル外壁塗装のメリットと注意点をご紹介

塗装は必要?モルタル外壁塗装のメリットと注意点をご紹介

以前の外壁の主流といえば「モルタル」だったため、築30年以上の建物の外壁に多く見られます。そんなモルタル外壁にひび割れが入ってしまい、補修や塗装ができるのかと気になる方もいるかもしれません。モルタルは丈夫なイメージがありますが、防水性能が低いため、塗装によって劣化を防いでいます。

モルタル外壁塗装を成功させるためにも、塗装の際の注意点を知る必要があるのです。そこで今回の記事では、モルタル塗装のメリット、モルタル外壁の塗装をする際の注意点について紹介します。

1.モルタル外壁の塗装するメリット

ここでは、モルタル外壁の塗装をすると一体どんなメリットがあるのかを紹介します。

1-1.コストを抑えられる

なんといっても、モルタル塗装はコストを抑えることができるのがメリットです。モルタルを完全に張り替えると費用が高くなりますが、それよりもリーズナブルで気軽にリフォームができます。外壁のリフォーム費用を抑えたいのなら、塗装を選ぶとよいでしょう。

1-2.外壁材の撤去がなく工期が短くできる

モルタル外壁を張り替えると、外壁材などの撤去作業の時間がかかるため、工期が長くなります。しかし、モルタル塗装であれば、既存の外壁材を撤去する必要もなく、工期を短くすることができるのです。ただし、モルタル外壁の状態を把握し、深刻なダメージがあれば、大がかりな工事が必要になるでしょう。

1-3.好きな色やイメージに塗り替えられる
モルタル塗装はコスパがよく、好きな色やイメージに外壁を塗りかられるメリットがあります。大がかりな工事になるケースが少ないため、建物の外観イメージを変えたい場合にもオススメです。リーズナブルな費用で簡単に好きな色に変えられるため、リフォームなどのタイミングに合わせておこなうのもいいでしょう。

1-4.建物の美観をアップさせられる

外壁のくすみや劣化によって損なわれていた外観は、塗装によって建物の美観をアップさせることが可能です。外壁の張り替え工事よりもコストを抑えながらも、新築同様の美観を手に入れられるメリットがあります。

1-5.さまざまな機能をつけられる

塗料の種類によっては、モルタル外壁にさまざまな機能をつけることができます。「断熱」をはじめ、「防水」「防汚」などの機能を付加でき、さらに紫外線に耐えられるようにも仕上げられるのです。年月が経つにつれて付加した機能は徐々に低下しますが、塗装し直すことで、再び機能を与えることも可能になります。

2.モルタル外壁の塗装をする際の注意点

サイデイングなどの外壁と違って、モルタルの場合は塗装をするにも、いくつか注意しなければ、仕上がりが損なわれます。満足できる仕上がりにするためにも、ここでは、モルタル外壁の塗装をする際の注意点を紹介しましょう。

塗装によってモルタルの風合いを損なわないようにする

2-1.塗装によってモルタルの風合いを損なわないようにする

モルタルの魅力的な独特の風合いが、塗装によって損なわれるケースもあります。
リシン仕上げ、スタッコ仕上げなどは、塗装をすることで塗膜によって、特徴である凹凸がなくなることになるのです。

このようにならないためには、塗装ではなく再吹き付けをおこなう、下塗りにはシーラーを使用するなどの方法があります。

2-2.下地処理をしっかりとおこない仕上がり感を高める

モルタル外壁が劣化している場合は、汚れやコケ、古くなった塗膜などが付着していることが多いです。このような状態では、仕上がりにも悪影響を与えるため、キレイに汚れを落とす必要があります。高圧洗浄をはじめ、ケレン作業をおこない、モルタルの表面をキレイにすることが大切で、仕上がりにも大きく影響するでしょう。

2-3.モルタルの性質上、塗料や施工期間に余裕をもっておく

モルタルは塗料の吸い込みが多いため、塗料を大量に消費します。性質上、塗料の吸い込みが非常に多く、さらに施工に手間がかかるため、塗料は余裕をもって準備しておきましょう。その分、施工期間も長くなることから、スケジュールにゆとりがある設定をしておくのがポイントです。

2-4.湿気による塗膜の膨れを防ぐ塗料を選ぶ

モルタル下地の外壁の場合、どうしても湿気による塗膜の剥がれが起きやすいため、これらを防ぐためにも、透湿性をもつ塗料を選ぶ必要があります。とくに、ひび割れが起こりやすいモルタル外壁には、塗膜が割れやすいフッ素樹脂塗料はオススメできません。モルタルにも適した塗料が存在するので、工程を含めて満足できる仕上がりを叶えてくれる塗料を選びましょう。

2-5.左官仕上げの場合は専用塗料を使う

模様やパターンを自由に描けるモルタル外壁があるため、左官仕上げのような希望に合った仕上がりが可能です。ジョリパットやベルアートのような左官仕上げでは、専用の塗料を使わなければなりません。適切な塗料の剪定が難しいことから、専用のメンテナンス塗料を使用しましょう。

2-6.塗料の吹き付けは吹きムラが起こらないようにする

吹き付けガンを使って塗る場合、どうしても人の手でおこなうため、技術の差によって仕上がりが変わってきます。経験が浅い職人の場合は、吹きムラができる可能性が高く、仕上がりが均一にならないこともあるのです。ガンを使うときには、できるだけ手首を動かさず、腕をしっかりと固定しながら作業を進めます。

壁との距離を一定に保った状態で塗料を吹き付けていくため、経験豊富な職人に依頼すると安心でしょう。

3.まとめ

まとめ

モルタル外壁の塗装はコストを抑えられ、張り替えの半額ほどで工事ができるのがメリットです。美観を向上させながらも、機能性の高い塗料を使うことも可能になります。モルタルの劣化が深刻な状態を招く前にも、ぜひメンテナンスをおこなうことが大切です。

「株式会社ナカヤマペイント」は、地元トップレベルのコスパ重視の塗装業者として、お客様にご満足いただけるサービスをご提供しております。当社では金額だけではなく、「10年後の安心と美観」を考慮したプランが大切です。外壁塗装のどんな小さな問題でも、お気軽にご相談ください。