外壁塗装の期間はどのくらいかかる？塗装工程や注意点をご紹介！

1-1.1週間～2週間

基本的に外壁塗装は、1週間～2週間程かかります。雨が降る梅雨の時期は乾きが悪くなるので、1ヶ月程かかる場合もあります。

塗装は塗ったら終わりではなく、塗装のための準備や仕上げがありますので、最低でも1週間はかかります。万一、数日でもできる塗装業者がある場合は、逆に注意が必要です。

1-2.屋根も塗装する場合

外壁だけではなく、同時に屋根も塗装をする場合は、10日～2週間以上はかかります。外壁を塗装して、数年後にすぐに屋根も塗装するということも多々あります。

しかし、塗装をするには足場の設置や下準備があるため、同じ作業に2度の料金や時間をかけるのを避けるため、同時に塗装することが多いのです。

1-3.工期を短くすることはできるの？

工期を短くする方法があるのか知りたい方もいるかと思いますが、短くするためには、2つの方法があります。

1つは、施工するスタッフの人数を増やしてもらうことです。希望通り増やしてもらえる保証はありませんが、出張で不在日があり急いでいる場合や、大きな住居の場合は、希望するのも1つの方法です。

2つ目は、塗装を乾燥している時期である春か秋にしてもらうことです。予約が埋まりやすく価格も高くなる時期ではありますが、天候もいいので雨で長引く確率が低く、最短日数での施工が可能です。

2-1.工事準備・足場の設置

作業を安全におこなうために、まずは家の周りに足場を組みます。また、塗装中や洗浄のときに周りに水や塗料が飛ばないように、養生シートを張っていきます。この作業は基本的には1日で終わりますが、塗装業者がネット張りを下請けに外注した場合は、1～2日かかることもあります。

2-2.洗浄・下処理

塗装をする前に、まずは汚れを落とす作業があります。高圧洗浄と呼ばれていますが、ホコリやコケ、カビなどを洗い流し、それでも落ちない場合は、薬剤を使用したバイオ洗浄で綺麗にしていきます。

高圧洗浄を丸一日かけておこなったら、その後乾燥する時間が必要となります。空気が乾燥する時期は乾くのが早いのですが、基本的には洗浄と乾燥をあわせて、約3日はかかります。

また、剥がれそうな塗装膜を剥がしたり、平らにする下処理も同時におこなったりすることで、新たな塗料が剥がれないようにします。

2-3.塗装・点検・撤去

ここでようやく塗装の工程になります。塗装の中でも、下塗り、中塗りと上塗りの３つの工程を経て乾燥に入ります。1つの工程で1日ずつはかかるので、合計3日間はかかります。

そして、完全に乾燥したら塗装の塗り残しやムラなどがないかを確認し、問題なければ足場を解体し、養生などを丁寧に片づけていきます。点検や撤去にも1日かかります。

3-1.業者の選び方

初めての外壁塗装では、業者選びがとても大切です。面倒臭がらず、いくつかの業者に必ず相見積もりをとり、そのときのスタッフの対応方法もしっかりと見て決めましょう。

見積もりがざっくりとしていたり、何か質問をしても要領を得ない回答がきたり、レスポンスが遅い業者には注意してください。また、施工管理がしっかりとしている業者を選ぶことをオススメします。

3-2.塗装の種類の選び方

塗料には数多くの種類があるので、ご自身の自宅に合った種類を選ぶことが大切です。耐用年数が長い程、価格は高額になりますが、それぞれの住宅環境によって合うものと合わない塗料があるので、業者との打ち合わせのときに、住環境の希望をお伝えするようにしてください。

業者にいわれるがまま塗料を決めてしまうと、希望している性能や耐用年数に相違が生じてしまいますので、注意が必要です。

3-3.塗装工事前の挨拶は必ずおこなう

外壁塗装の工事期間が決まったら、必ず近隣のお家に挨拶に行きましょう。塗装は臭いもしますし、足場設置や撤去などで騒音もします。

挨拶をせずに工事をはじめることで近所トラブルを起こしてしまうことがあるので、業者のスタッフと一緒に挨拶に行くようにしてください。