外壁を黒に塗装するメリットとデメリットは？ポイントもご紹介！

1-1.モダンでオシャレ

外壁が黒ですと、とてもスタイリッシュでモダン、またオシャレな印象があります。黒という色の特性には他の色と比べて個性を出しやすいという特徴があります。

また、木目調との相性もよく、シックな中でも柔らかさが表現できます。木材と組み合わせると親しみやすい印象になり、コンクリートと組み合わせるとクールで格好よい印象にもなります。組み合わせる色や素材によって、オシャレな印象を与えられるのが黒を選ぶメリットです。

1-2.黒ずみが目立たない

外壁を黒にすることで、排気ガスやホコリなどの外壁の黒ずみが目立ちにくいというメリットもあります。外壁が明るい色だと、汚れや傷がすぐに目立ってしまいます。黒にすることで、きれいな外壁を保ちやすく汚れが気にならずに過ごすことができます。

1-3.色の組み合わせが豊富

黒はどんな色にも合うので、色の組み合わせがとても豊富にあります。また、鮮やかに見える効果もあるので、コントラストを楽しんだり、黒をベースにしたグレーなどを使ったりすることで暖かさを出すこともできます。

デザインセンスは試されてしまいますが、濃い色との相性もよく、ほかの色を引き立たせてくれます。さまざまな色と組み合わせることで、デザイン性や高級感が演出できます。

2-1.熱を吸収しやすい

外壁が黒ですと太陽の熱を吸収しやすくなるので、夏場は触るだけで火傷をしてしまうほど熱をもってしまうことがあります。そのため、小さな子どもがいらっしゃる場合は、触らないように注意しなければなりません。

また、紫外線のダメージを受けてしまうので、塗料が剝がれやすくなったり、色あせてしまったりするというデメリットがあります。

2-2.白い汚れが目立つ

ホコリなどの黒い汚れが目立たない一方で、鳥のフンなどの白い汚れは、逆に目立ってしまうというデメリットがあります。汚れに気がついたら、こびりついて落ちなくなる前に早めに拭き取り、お手入れをすることが大切です。

2-3.景観問題でのトラブル

景観問題でトラブルになってしまうデメリットがあります。地域によっては、景観条例で外壁に使えない色が決まっている可能性もあります。

ご自宅の地域の街並みを考えた上で、周囲の住宅との調和が乱れていないかを確認し、あまりに乱してしまう場合は部分的に黒を入れるなど、黒の面積を少なめにするなどの配慮が必要です。

3-1.黒に近いグレーを選ぶ

黒といっても、さまざまな黒のトーンがあります。選び方としては真っ黒ではなく、少し薄めの黒を選ぶことで、色あせや汚れを目立ちにくくすることが可能になります。また、周りの住宅との調和を図るためにも、黒に近いグレーを選ぶことで、落ち着いた雰囲気になります。

3-2.低汚染機能の塗料を使用する

低汚染機能の塗料とは、外壁に汚れが付着した場合、雨で流してくれるという機能があります。塗料自体の劣化を防ぐことができるので、オススメの塗料です。

また、汚れづらい塗料を選んだり、シャープな凹凸のある素材を選んだりすることで、汚れが目立ちにくくなります。

3-3.遮熱塗料を使用する

外壁に熱が吸収するというデメリットを防ぐ方法のひとつとして、外壁用の遮熱塗料があります。遮熱塗料を使うことで、熱の予防につながります。

また、断熱材を入れてもらうことで気密性の高い住宅にするという方法もあります。天井が高かったり、吹き抜けがあったりすると、夏場は日光と外壁の熱でエアコンの効果が悪くなりますので、遮熱塗料を使用することをオススメします。